【新社会人の皆様へ】覚えておいてほしい3つのコト
こんにちは。
明日から4月ということで、僕も社会人3年目。
そろそろ誰かに何かを伝えることもやっていこうと、発信していこうと。
となれば、この季節。春から社会人のあなたへ、僕から3つのメッセージ。
1.渡される仕事は「大きな仕事から切り出したごく一部」だということ
僕の場合、現場に配属された最初に課された仕事は単体試験でした。
先輩が作ったプログラム(バッチ処理)にデータを突っ込んで、出力を見て、想定通りか検証して・・・
ロジックが複雑になればなるほどデータ量は増える、とにかく目が疲れる、そして、
つまらない。
「こんなつまんねーことをするために会社に入ったわけじゃない!!!」
そんな気持ちでした。
渡されたチェックリストにしたがって、結果との突き合わせ確認。。。面白いわけがありません。できて当たり前、ミスしたら鬼のように怒られる。裁けるわけじゃないから毎日帰宅は21時過ぎになり。。。
本当につらい日々でした。
しかし、その日々を振り返って思うことは、それが「仕事のごく一部に過ぎなかった」ということ。
言い換えると、
クソみたいにつまらない仕事は、実は大きい魅力的な仕事の一部分だった、ということ。
そしてこの事実は、システム開発の現場に限った話ではないと思います。
仕事がつまらないな、と思ったときは、その仕事の「親玉」に意識を向けてみることです。
クソほどつまらない仕事で検査したプログラムが、本番稼働するシステムに取り込まれ、何千、何万人の暮らしを支えている。
こんな考え方をすれば、単体試験も、書類のコピーも、報告書の作成も、少しは楽しくなってくるんじゃなないでしょうか。
2.新入社員は「いるだけで意味がある」こと
社会人最初の時期は知らないことばかりです。何も知らない自分に嫌気が指し、
「自分は何をしてるんだろう」
「何の役にたってるんだろう」
と、ついつい暗くなってしまうこともあるでしょう。
ただし、新入社員は「いる」だけで価値があります。
どういうことか。
先輩が元気になるのです。
先輩は先輩風を吹かせたいのです。
偉そうにしたいのです。
先輩面して偉そうに語るためには、どんな労力も惜しまないのです。(笑)
新入社員が「いる」意味の一部はそこにあります。先輩社員を元気にするという立派な価値があるのです。
人は「人に何かを与える」ことに幸せを感じる動物です。
教育「される」、指導「される」ことは人の心にある面で反しているものなのです。
ここぞとばかりに、今だけ2~3年目の先輩に優越感を感じさせときましょう。
3.今までの自分のやってきたことを大切にすること
やはり、新人なりに「目立ちたい」「頭角を現したい」と思うわけです。
その時に僕が思うのは
先輩と同じ土俵で戦ってはいけない
これにつきます。
先輩、上司は、その道のプロです。いくら僕がどれだけ素晴らしいプログラムを書いたって、イケてる設計書を書いたって、同業種である海千山千の先輩を感動させるには至りません。
まあ仕事のことはこれから成長するとして、
それよりも、自分の人生の二十数年間、得たもので勝負するほうが絶対良いです。
例えば僕は、
新入社員歓迎旅行でオリジナルの漫才を披露しました。
音楽をやっていたので、飲み会でギターの弾き語りをやりました。
企画のプレゼンでは、学生時代の研究である心理学の話をどれだけ面白く伝えるか、を考え抜きました。
その結果かどうかはわかりませんが、今では社長に「お前は幹部候補なんだからな」とまで言われるに至りました。プログラミング経験0の僕がここまで評価されたのは、あ外そういうところです。
自分が勝てる場所で勝負しないとダメなんです。
人を感動させるには、自分の一番の才能で勝負しないとダメなんです。
今までやってきたこと、自分が持ってるものを大切にしてください。
そしてそれを無駄にしてはいけません。社会人として新しくスタートを切るとはいえ、あなたの過去はそれはそれで価値のあるものです。
以上3点、心に留めて、新しい扉をくぐってください。応援してます。